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フリーランスの方の確定申告の方法

  • 文責:所長 税理士 山森一男
  • 最終更新日:2025年7月7日

1 開業届・青色申告承認申請書の事前確認

フリーランスの方の場合、開業届・青色申告承認申請書などの税務署に提出すべき書類が提出されているかをまず確認する必要があります。

また、インボイスの登録をされる方の場合は、その届出書も提出していなければ、確定申告の際にインボイス事業者(適格請求書発行事業者)として取り扱われませんので、こちらも確認する必要があります。

2 税理士に確定申告を依頼する場合

年内には一度、税理士にご相談されることをお勧めします。

2月になってから税理士を探される方もおられますが、2月・3月は税理士事務所の確定申告業務の最繁忙期ですので、その時点ではお引き受けできずお断りされる可能性もあります。

3 ご自身で確定申告を行う場合

⑴ 有料の申告ソフトを利用する場合

クラウド会計を利用されるときは、freeeやマネーフォワードなどで確定申告を行うことができます。

インストール型のソフトの場合は、ミロク会計、弥生会計、JDL、TKCなどが会計ソフトを提供していますので、これらを使って確定申告を行うこともできます。

⑵ 無料で行いたい場合

国税庁が提供しているe-Taxを利用することで確定申告を行うことができます。

ただ、e-Taxには会計機能はついておりませんので、領収書や通帳から仕訳に起こす作業は、ご自身で別の会計ソフトやExcel等で行い、決算書に必要な数字を入力する必要があります。

4 無料相談会に行く場合

確定申告の時期になると、各地域の税務署や税理士会が無料の確定申告相談会を開催しています。

このような相談会に参加して、アドバイスを受けながらご自身で作成するか、税理士に作成してもらう方法もあり得ます。

ただ、この無料相談会では、その場で30分程度で作成できるような確定申告内容であることが前提となっておりますので、フリーランスとして活動し、年間の領収証や通帳をその場で記帳し、申告まで行ってもらうことは難しい可能性が高いです。

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